バイナリーオプションでゴトー日を狙った取引で勝ち続けることは可能なのか?

バイナリーオプションでゴトー日を狙った取引で勝ち続けることは可能なのか?

  • ゴトー日とは?
  • ゴトー日を狙って勝つことは可能なのか?
  • ゴトー日を狙うのをやめたほうが良い理由は?

本サイトはチャートの分析(テクニカル分析)をメインに解説していますが、今回は趣向を変えてファンダメンタル分析寄りの「ゴトー日」についてお話していきます。

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結論からいうと、ゴトー日を狙っての取引は個人的にあまりおすすめできません。

下記で理由も合わせてゴトー日について理解していってください。

ゴトー日とは?

ゴトー日とは?

ゴトー日とは、毎月5日・10日・15日・20日・25日・30日の「5のつく日と10のつく日」のことを指しています。

日本の企業は入金の締め日を5日締めや10日締めのような感じで、5の倍数を締日にしていてることと、貿易などで輸入・輸出関連も決済日に関係しています。

そうなると、銀行の取引も活発になる傾向にあります。

お金が動くということは、ドル円の値動きにも大きく影響してくるということが予想されます。

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では、そんなゴトー日を狙った取引手法で勝ち続けることは可能なのでしょうか?

ゴトー日で勝ち続けることは可能なのか?

ゴトー日で勝ち続けることは可能なのか?

結論から言うと、ゴトー日だけで勝ち続けるのは難しいと感じています。

もちろん勝ち続けなきゃ利益を上げられないわけではありませんが、勝ちのほうが上回らなければ単純に利益が生まれません。

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ゴトー日はあくまでアノマリーという認識を持ったほうが良いでしょう。

ゴトー日はあくまでアノマリーという認識

ゴトー日はギャンブル的な要素が多く合理的に取引で利益を上げる理由がないのです。

このことをアノマリーといって、合理的な理由がないのに「当たりやすい」などの噂が投資家間で言われています。

そして「ゴトー日手法」なるものが「勝てる!」噂になっているのには理由があります。

実は、8年間分の検証した結果が学会で発表されたからです。

その検証結果を見ると、確かにゴトー日は他の通常日と比べて、上昇している傾向がありました。

ですが、勝率を安定してキープもしくは上昇させるにはゴトー日手法だけでは少し不十分だと思いますし、実際にそう感じます。

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ところで、ゴトー日を狙った取引手法とは一体どういうものなのでしょうか?

次で具体的に説明していきます。

ゴトー日手法の実体とは?

ゴトー日手法の実体とは?

ゴトー日を狙った取引手法としては、下記のように行われるのが一般的です。

  • 5と10の付く日に取引を行う
  • 朝の9時30分から9時55分の間でHighにエントリー
  • 10時からはLowにエントリー

簡単に理由も説明していきますね。

5と10の付く日に取引を行う

先程も説明したように、5と10の付く日にドル円が買われやすい傾向にあるので、値動きがしやすいゴトー日に取引を行います。

ちなみに、5と10の付く日が祝日・土日の場合は直近の平日がゴトー日となります。

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5日が土曜日だったら、前日の金曜日4日がゴトー日となるわけです。

では、具体的な取引方法を見ていきましょう。

朝の9時30分から9時55分の間でHIGHにエントリー

ゴトー日は朝の9時くらいから9時55分前後まで、ドル買いが活発に行われる傾向にあります。

ドルが買われるということは、ドルの値段が上がると予想できるのでUSD/JPYにHIGHでエントリーしたら良いということがわかりますね。

あと、なぜ9時55分までなのかというと、東京時間の午前9時55分の数値を基準に仲値が決まる仕組みになっているからです。

仲値とは

金融機関が定める為替レートのこと。外貨の売買数値の中間値を指しています。

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続いてはLOWでのエントリー方法です。

10時からはLOWにエントリー

午前9時55分付近になってくると、仲値が決まって投資達がドルを売り始めやすくなります。

そのタイミングでLOWにエントリーして値下がりでの予想をして、利益を上げる方法になります。

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ゴトー日の取引手法をざっくり説明するとこんな感じで、簡単そうに見えますが、初心者にはあまりおすすめしません。

下記で理由を話していきます。

初心者がゴトー日を狙うのをやめたほうが良い理由は?

初心者がゴトー日を狙うのをやめたほうが良い理由は?

ゴトー日はある程度傾向があって、エントリーしやすく見えがちですが、初心者はやめたほうがいいでしょう。

初心者がやめたほうがいい理由としては下記が挙げられます。

  • 相場の状況によってエントリーしない方が良いときがある
  • 経済指標の発表をチェックしてエントリーの判断をしないといけない

例えば相場が下降トレンドが続いている時に9時を迎えた場合にその後にドルが買われて上昇トレンドとなるかと言われると、他のテクニカル分析を参考にしないと、ゴトー日だけではエントリーポイントを作ることができません。

あと、相場が動きやすい要素としてファンダメンタル分析で注目される「経済指標」というものがあります。

重要な経済指標であるほど相場に影響を及ぼしやすいので、仲値が決まる前の時間というのは相場が安定しないことが考えられます。

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以上の理由から初心者のうちにゴトー日だけでエントリーするのはおすすめしません。

まとめ:勝率を上げたいなら知らないテクニカル分析を勉強する方が効率が良い

ゴトー日についてお話していきました。

ゴトー日はアノマリー的な要素があるので、個人的にはあまりおすすめできません。

実際にバイナリーオプションでご飯を食べている人でもゴトー日に注目している人はあまり見たことがありませんね。

初心者に関わらず勝率を上げたいならまだ自分が知らないテクニカル分析を勉強したり、他の人と交流して情報を得た方が効率がいいです。