- 「RCI」ってなに?
- RCIの見方や使い方を知りたい!
バイナリーオプションでも多くのトレーダーが使っているRCIというインジケーターについてお話していきます。
バイナリースクール
式などがあり、やや複雑そうに見えますが、初心者の方にもわかりやすく説明していくので、ぜひトレードの参考にしてもらえればと思います。
ちなみに、今回そのややこしそうな式は排除して紹介しています。(知らなくても全然問題ない)
目次
RCIってどういうインジケーター?
RCIは、別名順位相関係数と呼ばれていて、一定期間の「時間」「価格」に順位をつけ、その相関関係を表す指標のことをいいます。
もっと簡単に説明すると、RCIは直近のトレンドを見るのに適していて、相場の「買われすぎ」「売れすぎ」を判断することができます。
バイナリースクール
相場の「売り・買い」を示すインジケーターにRSIというものがあったけど、なにか違いはあるのでしょうか?
RCIとRSIの違い
RCIと似たような名前の「RSI」となにか違いはあるのかというと、どちらも相場の「買われすぎ」「売られすぎ」を表すインジケーターなのですが、下記のような違いがあります。
- RCI:直近のトレンドを見るのに適している。
- RSI:「買い」と「売り」をシンプルに表している。
このような違いがあり、個人的には直近のトレンドを見れるRCIの方が使いやすいのかなと思います。
とはいえ、RSIも相場を把握するのに使えるので、どちらも併用して使っている人も多いでしょう。
RSIについては下記の記事で詳しく書いているので、そちらを参考にしてください。

バイナリースクール
続いては、RCIのMT4での設定方法について見ていきましょう。
RCIのおすすめ設定【ダウンロード方法】
RCIの設定方法としてはまず、MT4から「挿入→インディケーター→カスタム→RCI_mtf」を選択。
すると、下記のような設定画面が出てくるので、「パラメーターの入力」を選択。
主にカスタムする部分としては「RCI_Period」の値くらいです。ラインの色とかにまつわるものなので、他のインジケーターと色が被ってわからないときなどにいじりましょう。
そして、この「RCI_Period」の値は「短期・中期・長期」で使い分けできます。
- 短期RCI:9(日)
- 中期RCI:26(日)
- 長期RCI:52(日)
これらは一本で使うこともあれば2本使って相場を見ていくこともあります。
バイナリースクール
とはいえ、RCIはMT4に備わったインジケーターではないので、ダウンロードが必要です。
RCIをMT4にダウンロードする方法
abysseというインジケーターをダウンロードできるサイトから入手してから設定方法を御覧ください。
MT4に導入するのは簡単で、まずMT4を開いて上のメニューから「ファイル→データフォルダを開く→MQL4→Indicatorsの中に入れたいインジケーターファイルをドロップアンドドロップ」で完了です。
バイナリースクール
では、実際のRCIの見方や使い方について見ていきましょう。
RCIの見方
RCIの見方はシンプルで、0を中心として100に近づくほど「買われすぎ」、-100に近づくほど「売られすぎ」という判断で見ることができます。
また100(-100)付近で停滞している場合には、トレンドが継続する傾向にあります。
バイナリースクール
では、実際にRCIの使い方について見ていきましょう。
RCIの使った攻略法【相性の良いインジケーターも紹介】
RCIは売られすぎや買われすぎがわかるインジケーターなので、単体でも投資することができますが、できれば勝率を上げたいですよね。
下記で相性の良いインジケーターとの使い方なども紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
シンプルに短期RCI線で逆張り
買われすぎや売られすぎの状態の時は、相場が逆方向に転換することが多いです。
なので、数値が100に向かって上昇して到達した時や-100に下降して到達した場合は、逆張りでエントリーするポイントとも言えます。
バイナリースクール
続いては、2本のRCI線を使った攻略法を見ていきましょう。
短期・中期RCIのゴールデンクロスとデッドクロスでトレンドを見る
ゴールデンクロス・デッドクロスは、インジケーターの2本のラインが交わった状態のことをいいます。
交わったタイミングでトレンドの転換が起きたり、相場の方向性が強くなったりとインジケーターによって色々な見方ができます。
そして、上の画像はデッドクロスなわけですが、オレンジの短期RCI線が水色の中期RCI線を上から下に突き抜けています。
これをデッドクロスといって、逆に下からオレンジの線が水色の線を上に突き抜けていくとゴールデンクロスといったような呼び方になります。
上の画像を見てもらうとわかるように、今回はデッドクロスが発生しているので、為替相場も下降していることがわかります。
また、この線が交わった時は比較的トレンドが発生しやすい状況にあるので、順張りでのエントリーもできますし、線が交わりそうと思った時に逆張りをすることも可能です。
バイナリースクール
とはいえ、RCI単体でエントリーするのはあまりにリスキーなので、勝率を上げるためにも他のインジケーターと併用して使っていきましょう。
「RCI」と「移動平均線」を併用してエントリーポイントを探る
RCIでトレンドの方向性や転換がないかなどを見つつ、移動平均線でトレンドの強さや継続性を確認すると順張りでのエントリーの勝率が上がる可能性があります。
移動平均線:一定期間の終値を平均値を表したもののことを言います。
移動平均線については、下記の記事で詳しく書いているので、そちらを参考にしてください。

まとめ
RCIについてお話していきましたが、理解は深まりましたか?
今回相性の良いインジケーターとして移動平均線を使った攻略法をお伝えしましたが、他のインジケーターでも値動きを予想することは可能なので、参考程度に見てもらえればと思います。