- 使いやすくて実際に使えるオシレーターを知りたい
- そもそもオシレーターって何?
- オシレーター系を使うメリット・デメリットを知りたい
投資で使われるテクニカル分析で「オシレーター系」というものがあります。
トレードの勉強をしている人は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
オシレーターはローソク足だけで得ることができない情報が詰まっていて、売買のタイミングを見極めたりできます。
そこで今回は、オシレーターとは?というとこからおすすめのオシレーターを5つ紹介したいと思います。
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まずは、オシレーターとはどういうものなのか?そこから見ていきましょう。
目次
オシレーターって?
オシレーターとは、「売られすぎ・買われすぎ」を判断するときに参考にするインジケーターのことです。
オシレーター系ともう一つ「トレンド系」と呼ばれるテクニカル指標がありますが、トレンド系は相場の流れを把握するときに使用するインジケーターと思ってもらたら良いです。
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続いては、オシレーターを使うと起こるメリットとデメリットについて見ていきましょう。
オシレーターのメリット・デメリット
僕が実際にオシレーターを使い始めた時に感じたことと今使えるようになって思うメリット・デメリットを下記でまとめました。
オシレーターを使うメリット
- エントリーポイントのシグナルを出してくれる
- パターン化できる
個人的にオシレーター系インジケーターを使うのに慣れてきて思うメリットとしては、以上の2つが挙げられます。
オシレーター系は相場の「売られすぎ・買われすぎ」がわかるインジケーターなので、エントリーポイントを見つけることができます。
また、ある程度使い慣れていくと「このシグナルが出た時大体勝ってるな」と勝率が高いパターンも見えてくるので、必然的に負けのパターンを避けるようになるため、勝率が上がります。
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致命的なデメリットはありませんが、初心者の時は使いにくいというのがオシレーターの唯一のデメリットと言えるでしょう。
オシレーターを使うデメリット
- 使い始めはシグナルがわかりにくい
- シグナルが出ても勝てるわけではない
初心者のうちは、オシレーターに限らずインジケーター自体が使いにくく感じることだと思います。
とはいえ、オシレーターは数値やグラフで視覚的に見ることができるので、慣れたらそこまで苦ではないと思います。
また、オシレーターで勝ちパターンが出ていたとしても、絶対に勝てるわけではありません。
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為替相場は生き物という名言があるように、相場の動きは誰も完全に予想することはできませんからね・・・。
おすすめのオシレーター系インジケーター5選
相場の「売られすぎ」「買われすぎ」がわかるオシレーター系インジケーターですが、実は何種類かあって、それぞれ役割が微妙に違ったりします。
中には全く違うものもあったりして何を使って良いかわからないと思うので、トレーダーが一般的に使っているオシレーター系を5つ紹介したいと思います。
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トレーダーが普段使っているものをピックアップしている理由として「調べたらたくさん出てくる」ことと「外部ツール(MT4)で使える」ことを考慮して選んでいます。
RSI
RSIは、一定期間の上げ幅と下げ幅をもとに計算して相場が「買われすぎなのか売られすぎ」なのかを数値で判断するオシレーター系のインジケーターのことを言います。
そしてRSIの見方としては、下記のように数値を見て今の価格がどうなっているかの判断をします。
- RSI値が100%:期間中の価格が毎日連続で上昇している
- RSI値が0%:期間中の価格が毎日連続で下落している
- RSI値が50%:期間中の前日比の上昇値幅と下落値幅の合計が同じ
以上のように、0~100%の数値で表されていて、相対的な変動の割合を計算し「買われすぎ」「売られすぎ」を判断して取引に活用することができます。
そして、RSIの特徴として「逆方向へトレンドの転換」が起こる可能性が高いと言われており、それを狙って逆張りするというのがセオリーとされています。
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RSIの設定方法やもっと詳しい使い方については、過去に記事にまとめているので詳しく知りたい方はそちらを参考にしてください。
RCI
RCIは、別名順位相関係数と呼ばれていて、一定期間の「時間」「価格」に順位をつけ、その相関関係を表す指標のことをいいます。
RCIの見方はシンプルで、0を中心として100に近づくほど「買われすぎ」、-100に近づくほど「売られすぎ」という判断で見ることができます。
また100(-100)付近で停滞している場合には、トレンドが継続する傾向にあります。
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RCIの設定方法やもっと詳しい使い方については、過去に記事にまとめているので詳しく知りたい方はそちらを参考にしてください。
MACD
MACDは、移動平均線を応用したテクニカル手法のことで、買い売りのタイミングを判断するインジケーターです。
MACDの見方としては「MACD線(棒グラブ)」と「シグナル(点のグラフ)」を参考にします。
- MACD線:12日EMAー26日EMA
- シグナル:MACDの9日EMA
- ※EMA・・・指数平滑移動平均線の略で、過去のデータの比重を少し減らしてより最近のデータが算出された移動平均線のこと。
これらの情報でできたMACDで注目してみてほしいところは「MACDのラインが0より上にあるか下にあるか」というところです。
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MACDの設定方法やもっと詳しい使い方については、過去に記事にまとめているので詳しく知りたい方はそちらを参考にしてください。
ストキャスティクス
ストキャスティクスとは、為替レートが「買われすぎ」と「売られすぎ」を判断することができるオシレーター系のインジケーターの一つです。
そして、 ストキャスティクスは下記のような見方・使い方をします。
- 買われすぎ:80%を上回る
- 売られすぎ:20%を下回る
グラフの右側に80や20といった数値が書いてあると思いますが、そこを見ると今の為替の状況を把握できます。
100%に近づくほど、設定した期間内での過去最高地に近づいているということになります。
逆に0%に近づくほど、設定した期間内での過去最安値に近づいているということが見てわかります。
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ストキャスティクスの設定方法やもっと詳しい使い方については、過去に記事にまとめているので詳しく知りたい方はそちらを参考にしてください。
オーサムオシレーター
オーサムオシレーターの役割としては「トレンドの発生」「トレンドの方向性」「トレンドの強さ」「トレンドが反転するタイミング」を予想することです。
オーサムオシレーターは基本0を基準として相場の状況を見ていきます。
相場の状況をもう少し分けると「トレンドの発生」「トレンドの方向性」「トレンドの強さ」「トレンドが反転するタイミング」で使い分けることができます。
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オーサムオシレーターの設定方法やもっと詳しい使い方については、過去に記事にまとめているので詳しく知りたい方はそちらを参考にしてください。
オシレーター系インジケーターを使うときのポイント
オシレーター系インジケーターを使うときのポイントとしては、実際のチャートとオシレーターの動きをしっかり観察することが重要です。
例えば、下記のような動きには注目しておきましょう。
- 基準となる数値になった時のチャートの動き
- チャートとオシレーターが違う動きをしている時
- 勝ちパターンと負けパターンの違い
いくら知識を身につけても、実際にチャートとインジケーターしっかり観察しないと、身になりませんからね。
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オシレーターに限った話しではありませんが、勝ちパターンと負けパターンについても考察しておくと、今後の取引に役立つこともあります。
まとめ
おすすめのオシレーター系インジケーターを中心に話していきましたが、なんとなくイメージはもてましたか?
一番は取引を実際にしてもらうのが手っ取り早く身につきますが、まだお金を使ったトレードが怖い人はハイロードットコムのデモ取引から始めてもいいと思います。
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相場を把握する意味では「トレンド系」もとても重要なのでそちらも勉強するようにしてくださいね!