- バイナリーオプションで発生した税金はバレる?バレない?
- 発生した税金はどうしたらいい?
- バレた場合どうなる?
日本の税金や確定申告の仕組みは、世界でもトップクラスの難解さと言われています。
こうした仕組みについて『税務署が後から難癖をつけやすいようにしている』と揶揄する人も多いのですが、会社員として普通に働いていた場合、そもそも申告漏れなどはないので気にならない人もたくさんいるでしょう。
そこで今回はバイナリーオプションで発生した税金はバレるのかについて話していきます。
バイナリースクール
とはいえ、近年は会社員であってもバイナリーオプションなどの投資をする人が増えており、そうなると税金の申告に関する問題は常につきまといます。すると「黙ってればバレないかな…」なんて思うでしょうが、実際はどうなのでしょうか?
目次
そもそも税金が発生したら隠すことはできない
脱税は間違いなくダメなことですが、それはさて置き『バイナリーオプションで発生した税金はバレないのかどうか』を調べてみました。
最初に結論を言ってしまうと、そもそも税金が発生したら隠すことはできません。
というのも、バイナリーオプションで損益が発生したら業者側が税務署に損益証明書を提出するため、遅かれ早かれバレることになるでしょう。
「でもすぐに指摘されないし」と思うかもしれませんが、税務署だってたくさんの人の損益証明書を一度にチェックすることは難しいため、数年後に監査が入ることもあります。
もちろん、数年間黙っていたらその分だけ後から支払うことになるでしょう。
税金を発生させないように工夫するのはOK【節税方法2つ】
発生した税金をバレないようにするのは不可能ですが「そもそも税金を発生させないようにする」という工夫なら可能です。
具体的には、以下のような方法なら問題はないと思います。
利益を課税対象額以下まで抑える
たとえば会社員の方であれば、年に20万円以下の利益なら税金は発生しません。
このため、常に損益額を計算していれば「これ以上稼ぐと課税対象になるから、今年は取引を休もうかな」なんてこともできます。
経費計上を行う
そして、経費がもし掛かっているのであれば、利益から経費で掛かったものを差し引くことができます。
例としては、バイナリーオプション用に購入したパソコンや勉強で利用した参考本などは経費になります。
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中には経費で落とせないようなものもありますが、経費は割と広い範囲で利用することができるので、しっかりと領収書やレシートを取っておきましょう。
後でバレたらどうなるの?
ちなみに後で税金を支払っていないのがバレた場合、「追徴課税」が発生します。
これは納付が遅れた税金に対して発生する利息のようなものであり、本来支払う金額に上乗せされるので利益が大きいほど課税額も膨らむでしょう。
そして追徴課税も払わないと財産の差し押さえにまで発展することもあります。
結局は「税金はきちんと支払うのが節約にもつながる」と言えるでしょう。
会社にバレないようにするには?
少しそれた話をしますが、現在本職があって兼業トレーダーとして副業感覚でバイナリーオプションを利用している人は少なくないと思います。
そんな中「副業禁止」の会社に勤めている場合、年間20万円以上稼いでしまうと税金が発生してバレてしまいますよね。
会社にバレないようにするには「普通徴収を選択」すればバレません。
普通徴収を選択すれば会社にバレない
基本副業がバレる原因で多いのは、税金が原因なのですがもう少し細かく説明すると「住民税」でバレるんです。
年間20万円以上稼がなければ、税金を払う必要がないので確定申告をしなくて済みますが、20万円を超えてしまうと確定申告をしなければいけませんよね。
そして、この確定申告をする時に「普通徴収」を選択すれば、バイナリーオプションの利益が会社に伝わることはありません。
肝心の申請の仕方なのですが、確定申告時に「住民税・事業税」について書く欄があります。
そこの住民税の納付方法のところで「自身で納付する」と選択すると先程話していた「普通徴収」を選択している状態になります。
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確定申告については相談所などがあるので、そちらに伺ったほうがわかりやすいと思うので一度問い合わせて見てください。
まとめ
バイナリーオプションで発生した税金はバレるのかということについて話してきました。
結局の所年間で20万円以上稼いでいたらバレてしまうので、もしこれからバイナリーオプションを始めようと考えている方はそういうものがあるという認識を持っていただけてたら幸いです。