- ビル・ウィリアムス系インジケーターとは?
- 設定方法や使い方を知りたい!
MT4やMT5に標準搭載されている「ビル・ウィリアムス系インジケーター」のことは皆さんご存知ですか?
よく目にしたり、耳にするインジケーターで気になっている方多いと思もうので、今回ビル・ウィリアムス系インジケーターとはどういうものなのか深堀りして話していきたいと思います。
バイナリースクール
ビル・ウィリアムス系インジケーターはいくつか使えるものがあるので、ぜひこれを機に覚えていってください。
目次
ビル・ウィリアムス系インジケーターとは?
ビル・ウィリアムス系インジケーターとは、ビルウィリアムスさんが作ったインジケーターで、名前がそのままインジケーターの名前になっています。
比較的新しいインジケーターなので、昔のように為替相場が発展していない時代に生み出されたインジケーターよりは、相場に順応しているインジケーターだと思います。
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ただ、ビル・ウィリアムス系インジケーターはどちらかというとFXで使われていて、海外バイナリーオプションではあまり使用されていないのも事実です。
とはいえ、ものによっては十分バイナリーオプションでも使用して攻略していくことは可能だと思います。
ビル・ウィリアムス系インジケーターの種類
- ACオシレーター(Accelerator Oscillator)
- アリゲーター(Alligator)
- オーサムオシレーター(Awesome Oscillator)
- フラクタル(Fractals)
- ゲーターオシレーター(Gator Oscillator)
- MFI(Market Facilitation Index)
MT4に搭載されているビル・ウィリアムス系インジケーターを一つずつ説明していきます。
ACオシレーター(Accelerator Oscillator)とは?
ACオシレーターとは、価格が変化する時の加速度がどの程度の強さなのかが分かるインジケーターです。
アリゲーター(Alligator)とは?
アリゲーターとは、トレンドの発生を把握する時に使用するインジケーターです。
チャートでワニのような形をしていることからアリゲーターという名前が付いているみたいです。
オーサムオシレーター(Awesome Oscillator)とは?
オーサムオシレーターは「トレンドの発生」「トレンドの方向性」「トレンドの強さ」「トレンドが反転するタイミング」を予想するインジケーターです。
フラクタル(Fractals)とは?
フラクタルとは、相場が反転するポイントを見るために使用されるインジケーターです。
ゲーターオシレーター(Gator Oscillator)とは?
ゲーターオシレーターは、線の収束や拡散で相場の売り・買いの勢いを確認することができるインジケーターです。
MFI(Market Facilitation Index)とは?
MFIは、買われすぎや売られすぎを判断するインジケーターです。
ビル・ウィリアムス系インジケーターの入手方法と設定方法
ビル・ウィリアムス系インジケーターはどこで入手することができるのか、また設定方法はどうすればいいのかを説明していきます。
ビル・ウィリアムス系インジケーターの入手方法
ビル・ウィリアムス系インジケーターは、MT4という外部ツールに標準搭載されているので、入手方法としてはまずはMT4をダウンロードする必要があります。
「MT4 ダウンロード」と検索すると出てくるので、そちらからダウンロードして見ください。
ちなみに、ダウンロードも使用するのも無料なので、バイナリーオプション取引を始めようと思っている方は、取っておいて損はないです。
ビル・ウィリアムス系インジケーターの設定方法
MT4でのビル・ウィリアムス系インジケーターの設定方法の手順としては「挿入→インディケータ→ビル・ウィリアムス」を選択すると6つのビル・ウィリアムス系インジケーターが表示されるので、それらから選択して設定することができます。
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続いては、ビル・ウィリアムス系インジケーターはバイナリーオプションで使えるのか?ということに答えていきます。
ビル・ウィリアムス系インジケーターはバイナリープションで使える?
ビル・ウィリアムス系インジケーターは本来FX向けに作られたものなので、バイナリーオプションでも使えるのか疑問に思う方もいらっしゃると思います。
結論から言うと、バイナリーオプションでも使えます。
ただ、それぞれ単体で使うのは推奨しません。
もちろん、単体でも為替相場の動きやエントリータイミングを見極めることはできますが、精度が低くなります。
なので、ビル・ウィリアムス系インジケーターは他のインジケーターと併用して精度を高めて使うことをおすすめします。
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そもそもインジケーターは、単体で使うより併用してこそ精度が上がるので、ビル・ウィリアムス系のインジケーターに限らずいくつか複合して使うようにしましょう。
ビル・ウィリアムス系インジケーターの使い方
ビル・ウィリアムス系インジケーター全部は使う必要はなくて、バイナリーオプションと相性の良いインジケーターを使うのがおすすめです。
個人的に相性が良いと思っているのは、「アリゲーター」と「オーサムオシレーター」の2つです。
「アリゲーター」「RSI」を組み合わせて使う
アリゲーターは、トレンドの発生を確認する時に使えます。
RSIは、「買われすぎ」「売られすぎ」を判断するのに長けているので、相性が良いです。
ざっくりアリゲーターの特徴を言うと、アリゲーターで設定した3本の線が交わらないで下や上に動いている時はトレンドが発生している可能性があります。
一方、RSIは70%以上で買われすぎ、30%で売られすぎという判断ができるので、トレンドを判断することもできます。
またRSIで買われすぎや売られすぎが確認できた時は、トレンドの転換が起きることも考えられるので、逆張りでエントリーするタイミングを測ることもできます。
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トレンド発生時は、順張りでのエントリーがセオリーとされていますが、トレンドはいつまでも続くわけではないので、RSIをしっかり観察してエントリーの機会を見極めましょう。
「オーサムオシレーター」「ボリンジャーバンド」を組み合わせて使う
ボリンジャーバンドとは、標準偏差を使う統計学から分析するインジケーターで、「バンド内に収まる確率」を分析することができます。
そして、ボリンジャーバンドの中でも3種類バンド形状があるわけですが、まずは「スクイーズ」を見つけてレンジ相場になっているところを見つけます。
スクイーズの後には強いトレンドがきやすい傾向にあるので、その後にボリンジャーバンドの数値がバンドウォークの形状になったときに、オーサムオシレーターをチェックしてみてください。
その時にオーサムオシレーターが0のラインから開始してなおかつバーの色が赤であれば強いトレンドが来ている現れなので、順張りでエントリーするタイミングとなります。
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ボリンジャーバンドの特性を活かしつつ、オーサムオシレーターで精度を上げると投資の機会損失はかなり無くなると思います。
まとめ
ビル・ウィリアムス系のインジケーターについて話してきましたが、理解は深まりましたか?
アメリカの有名トレーダーが作ったインジケーターだけに、場面で使い分けられるものが豊富に揃っていましたね。
とはいえ、バイナリーオプションで使えるものは限られているので、以上で紹介した使い方を参考にしたり、自分で色んな組み合わせで使ったりして、勝率を上げていきましょう!